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取引所FXと店頭FX

FX取引は、その取引方式によって取引所FXと店頭FXに分けることができます。

 

取引所FXとは、東京金融取引所で行われている「くりっく365」や大阪証券取引所で行われていた「大証FX」(2014年10月で取引休止)のことで、店頭FXは取引所を通さない、顧客とFX業者による相対取引のことを意味します。

 

一般的なFX業者の多くが店頭取引方式で、中にはくりっく365と店頭取引の両方のサービスを展開している業者もあります。
取引所FXと店頭FXについてもう少し詳しく解説していきます。

1.取引所FX(くりっく365)

くりっく365は東京金融取引所が、インターバンクを形成する世界有数の、複数の銀行の
価格の提供を受け、その価格の中から最もトレーダーに有利な価格を提示してくれます。

 

これはマーケットメイク方式と呼ばれ、公正かつ健全なレート提供の仕組みの一つです。

 

くりっく365を取り次ぐFX業者は、東京金融取引所とトレーダーの間を仲介するだけの立場ですので、スプレッド等で利益を取ることが出来ないために、取引をするにはスプレッド+手数料が必要になります。(現在は手数料無料の業者もあります。)
これは上場している株式取引の場合と同じですね。

 

 

 

くりっく365の特徴

 

1.店頭FXと違って申告分離課税だったのだ・・・・。

くりっく365でFXトレードをすることの最大の利点は、申告分離課税であるとういことでした。申告分離課税とは、他の所得とは合算せずに、投資によって得られた利益について一律約20%の税金がかかるだけの税制上有利な制度です。
また、損失の3年間繰越控除や他の先物取引とも損益通算が可能でした。

 

しかし、2012年からは店頭FXにおける利益もくりっく365と同じ申告分離課税が適用されるようになったために、くりっく365の最大の魅力が無くなってしまいました。
そのため、取引額が段々と減ってきています。大証FXが無くなったのもこの理由からです。

 

 

2.レートの透明性

くりっく365には、インターバンクとFX業者の間に取引所が入っていますので、レートそのものはインターバンクのレートを的確に反映したものとなっています。

 

しかし、最近の相対FXも複数のインターバンクを形成する銀行と提携しており、透明性の高いレートを提供してくれていますので、この魅力も弱くなっています。

 

 

3FX業者に関わらずレートもスプレッドも同じ、売り買いのスワップポイントも同じ

 

取引所取引ですので、仲介するFX業者に関係なくレートもスプレッドは同じです。
トレーダーが受け取るスワップは、同一通貨ペアならば売りも買いも同じスワップポイントとなります。業者によって違うのは手数料だけですね。

2.店頭FX

店頭FXは、FX業者が直接インターバンクを形成する銀行と提携してサービスを提供しているものです。

 

業者によって提携する銀行が違いますし、インターバンクのレートを参考にして顧客にレートを提示しますので、業者が違えば同じ時間であってもレートが違うこともあります。

 

 

店頭FXの特徴

 

1.様々な業者を選ぶことができる

 

FX業者にとっては、取引所を通すくりっく365よりも、店頭FXの方が儲かりやすいため、店頭FXを展開する業者は世界中に沢山あります。
(というよりも、FX取引に取引所があること自体が世界的に稀)

 

店頭FXを展開する業者は、それぞれに力を入れているサービスが違うので、自分の趣向にあった業者を探すことができます。

 

また、最近は悪徳業者もかなり減っていますので(国内の場合)、わざわざくりっく365で口座を開くよりも店頭FXの方で口座を開いたほうが色々と便利でしょう。
また、スプレッドもくりっく365よりも狭い事が多く、手数料がかからない業者がほとんどです。

 

2.売りと買いではスワップポイントが違う事が多い。

 

基本的に同一通貨ペアならば、トレーダーが受け取るスワップポイントは少なく、トレーダーが支払うスワップポイントが多い業者が多くあります。

今やるなら店頭FX

2012年の税制の変更によって、くりっく365の最大の魅力であった申告分離課税がなくなってしまった今、口座を開くなら店頭取引一択になると思います。

 

しかし、くりっく365はFX業界における為替レートの「透明性」を向上させるために大きな貢献をしてきた実績があることは忘れてはいけませんね。

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