1.テクニカル分析とは|FX専業トレーダーのサイト!

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1.テクニカル分析とは

テクニカル分析とは、過去の値動きのパターンから相場の状況を読み取り、今後の値動きを予測していく相場分析手段です。

 

これは天気予報と同じで完全な予測は不可能ですが、相場の現状を読み解き、将来どんなことが「起こりそうなのか」ということを知るのには非常に役に立ちます。

 

テクニカル分析を行うにあたって、必要不可欠なものがチャートです。
チャートとは、縦軸を価格レート、横軸を時間にしてデータをプロットしていったグラフの ことです。

 

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このチャートは、「ローソク足チャート」と呼ばれるもので、特に日本ではかなり人気の高いチャートです。
人気が高いといっても、一般的な「グラフ」とはちょっと違うために、初めて見る方には、何を意味しているのかさっぱりわからないと思います。

 

しかし、一度理解してしまうと、相場の方向、勢い、迷いなど市場参加者の考えの総意がどうなっているのかが、分かってしまう優れものです。

 

テクニカル分析の前提

 

テクニカル分析を利用するにあたって、前提として理解しておかなくてはいけないことがあります。とても大切なことですので、しっかりと頭に入れておいてください。

 

1.市場に関わる情報は、全て価格に反映される。

 

市場には様々な情報が溢れていますが、それらの情報は全て現在の「価格」に反映されているという考えです。

 

情報と言っても、世間一般の人々が知れる情報、現在は金融機関の人だけが知る情報(後になって一般に知れ渡る)、国家レベルの機密情報など様々あり、どこまで価格に反映される のかについては様々な考え方があり、突き詰めると頭がこんがらがるので、ここでは素直に「価格は市場に関わる情報を反映したもの」と考えておきましょう。

 

 

2.歴史は繰り返す。

 

よく耳にする言葉ですが、これはテクニカル分析でも通用します。
テクニカル分析では、値動きの「パターン」というものを非常に重要視します。

 

トレーダーは、「このパターンになったら、次は上げやすい」などの過去に実際によく起こったパターンを参考にしてトレードを仕掛けていきます。
つまり、過去の値動きをよく知ることで、将来の値動きも予測出来るという前提です。

 

 

3.市場に価格の記憶は残る。

 

市場には前回レートが止まった価格というものが記憶に残り、その後の値動きに影響を与える事が多々あります。

 

例えば、リーマンショック後の円高が続いて80円の壁を割った時、ニュースで大きく報道されました。その後、円高は続き戦後最低である75円台になった時は、更に騒がれました。

 

この様な歴史的な価格というものは、市場参加者の記憶に留まり、その後の相場にも影響を与えます。もし、もう一度ドル円が円高に進み、再び75円台まで下げようとした場合、市場参加者はどう思うでしょうか?

 

「もうこれ以上円高に進むことはないだろう」、「今が絶好のドルの買い時」と思ってドルを買う人達が大勢いると考えられます。
この人たちの多くが、実際に円を売ってドルを買った場合、円安が進行しこれ以上円高には進まない方向へ価格が進むのです。

 

この様な現象は、歴史的な価格でなくても起こります。
下のチャートはドル円のチャートです。

 

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下の横線を引いたところで、何度もレートが反転しているのがわかるでしょうか?
これは市場参加者が、「前回このレートで止まったから、これ以上下げることはないだろうから買っておこう。」、「今まで売りのポジションを持っていたけど、そろそろ反転しそうだから決済の買いをいれよう」という行動の結果、反転したと言えます。
(もちろん必ず反転するとは限りません)

 

このように、過去に注目を集めた価格は市場参加者に影響を与えるため、将来のレートにも影響を与える事が多いのです。

 

 

テクニカル分析は適応幅が広い!

 

以上がテクニカル分析を行うにあたって、頭に入れておきたい「前提」です。
これらの前提をしっかりと理解しておけば、FXに限らず、株式でも先物でもテクニカル分析を適応させることが出来ます。

 

そして、価格の推移を分析するということは、市場参加者の考えを理解する事に他なりません。チャートに没頭すると忘れがちですので、時々思い出すと良いでしょう。

 

 

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