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移動平均線の意味を考える

過去の任意の期間の平均を示す移動平均線自体は非常にシンプルですが、その解釈の仕方は様々です。
ここではまず、移動平均線の示す客観的な意味について考えましょう。

 

わかりやすくするために、単純移動平均線について解説していきます。

ローソク足の実体が、移動平均線よりも上にある、下にある

例えば、SMA21よりもローソク足が上にあるというのはどういう意味でしょうか?

 

 

これは、過去のローソク足21本のレートの平均よりも、今現在のレートの方が高い価格で売買されているという意味になります。
過去のローソク足21本が確定した時点で買いを入れていれば、トータルで見ると含み益が出ているという状態です。

 

逆にローソク足の実体が、移動平均線よりも下にある場合では、ショートをしていた場合に含み益が出ている状態であると言えます。

移動平均線が上を向いている、下を向いている

 

上のチャートを見てください。
MA21がずっと上向きの上昇トレンドが続いていましたが、矢印のところから下を向き
始めました。なぜ下を向いたのでしょうか?

 

それは当然、勢いが無くなったからです
しかし、勢いが無くなったとういうのは非常に曖昧な表現です。
それまで上昇していたMA21が下を向くのは根拠のある理由があるはずです。

 

結論から言うと、22本前のローソク足よりも現在の足のレートの方が下にあれば、MA21は下を向きます。上のチャートで言えば、真ん中あたりの☆のついた長大陽線が矢印のポイントから22本前の足になります。

 

単純移動平均線は、現在から過去の任意の期間を遡って平均を出します。
ローソク足が確定して次の足に進むにつれて、それまで計算式に入る値も入れ替わります。

 

SMA21の場合、今現在の足から21本前までのデータの平均が移動平均として計算されます。
そして次の足に切り替わると、前の足で見た21本前の足は22本前の足となり、移動平均の計算の中に組み入れらません。その代わりに新しい足のデータが入ります。

 

データが更新されるたびに過去の古いデータは押し出されるイメージです。

 

つまり、n期間の単純移動平均線が上を向くというのは
現在のレート > n+1本前の足のレート(終値)ということになります。

 

逆にいえば、n期間の移動平均線が下を向くのは上のチャートのように
現在のレート < n+1本前の足のレート(終値)となります。

 

SMA21が上昇を続けるというのは、常に22本前のローソク足の終値を超えた値でローソク足が確定し続けているという意味になるのです。

 

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